ミクシで、ソーシャルライブラリーってやつをやってる。
あっちは本だけを追加していこうと思ってるんだけど。
昨日、とりあえずいま登録している60冊ほどの全てにコメントをつけた。
それを書きながら思っていたんだけど、本や、歌・・・なんでもそうだけど、それを始めて目にしたり、手にしたりしたときの思い出が、ドッと溢れたりするものだね。
本についてのコメントもあれば、その時の思い出しか書いてないものもある。




そんな昨晩を経て、今日の昼出勤した。
夏と秋が調度良く混ざり合ったお昼前のあの気持ち良い時間、自転車をかっ飛ばして会社に向かっていた。
高校生の時に、その音楽を知った。
私は、その音楽からは、離れてしまったように感じていた。
だけど、昨晩、ドッと溢れた思い出が、その音楽を重なり合った瞬間、私は、その音楽から、たった1歩・・・いや、半歩さえも離れていなかったと思った。
更にたくさんの思い出が出てきたよ。
その音楽を、奏でる真摯な彼が「本当に大切な曲だから、もう1回歌わせて」と2回歌ってくれたこととか。温くなりはじめたビールを片手にその横顔を見ていたこととか。立っていた階段の電飾とか。もうずっとずっと長い間会っていないあの子のこととか。
一度近付いたものは、自分の思い出と折り重なって、忘れたとしても、自分のどこかしらに残っているのかもしれない。
ある瞬間に、忘れていた思い出と、遠ざかったものを目の前に感じて、きっと励まされるんだろう。
そしたら、きっと、光の一片を手に掴めるかもしれない。

今日は、十五夜だから、月見してると、父から写メールが届いたので。
私がとても大好きな光。