どんな距離になったとしても、最後まで手放したくないものとして、音楽を上げたいと思う。
昨日、音楽イベントに行って、色んな人見てきた。楽しかった。なんかちょっと切なかった。良かった。


イベントに行く数日前にツイッターでまわってきた漫画を読んだ。
「好きなものを年齢という壁を超えられずに捨てる女の人」の話でした。
確かに捨てられない「好き」を両手いっぱいに抱えた私には身につまされる話でしたよ。だけど少し腑に落ちなかった所もあった。


イベントで一番最初に見たのはイルさん。とっても久しぶりのイルさん。
ほんと楽しくてめっちゃ笑って(股間から国旗の後姿は堪えきれないよね・・・!)、そんで、トリミングも歌ってくれた。
「些細な振る舞いから勝手に自分の潮時を読み取り・・・・逃げていく」
いやもう、胸を打ったよね、これね・・・。
先日感じた腑に落ちない感じの正体はこれか。一番の好きはたかだか誰かに何か言われたところで捨てられるものじゃないんだよね。
今までだってそうじゃないか・・・何を言われたって沈黙で自分を守ったことも、思いっきり言葉を吐き出したことだってあったじゃないか。これで終わりならそれでも良いとまで思って守ったものがあったじゃないか、と。
そうやって守ってきたものは、自分以外の誰から何を言われてもしっかり残せるものだったじゃないか、なんてことだと思った。
そんな簡単なことすらも忘れる仕組みかこの脳はと溜息さ。


うーむ、やっぱ良いなー音楽って。


なつやすみを見て、踊るって楽しいと思った。自分をすり抜ける音があまりにも光に満ちてて楽しくてたまらなかった。
踊って〜見て、なんだか不思議と大丈夫な気持ちになった。笑顔素敵だったなぁ。
最後に見た澤部さん、音楽って本当にもう・・・って思った。本当は書きたい言葉があるけど、まだちょっと書けなかった。



やっぱ好きなものがあるって良いことだと思う。
たとえそれが何かの障害になっているとしてもだ。
だけどそれはきっとどこかで私を守る盾になる。