吹っ切るのは、突然に。
煌きと、音楽はいつも味方ですね。


・・・この映像、あれやね、私が観てたやつなんやね。
彼らを観た最後は、このライブの次のツアーですね。
最後のあの時は、大好きな友達と2人でボケッと突っ立って全身に音を浴びた夜。あの夜ライブの後で飲んだZIMAの甘さと、夜の寒さが懐かしい。



ここ数日のうじうじ。





なんでか、ここんとこ、自分で自分が嫌になってた。
忙しさで、事務所がギスギスしてて、そんで、私に「あの人は、○○(これ私の苗字)さんのこと、こうやって思ってると思う」とか、憶測だけで、嫌なことを言ってこられたりしたり。
わけのわからん言いがかりの延長で、朝礼で厭味言われたり。
一つのことで、いつまでもグチグチ言ってる人が多かったり。
あれは出来ない、これは出来ない、でも文句は言うって人が多かったり。


毎日、イライラしてて、人と口をきくだけでイライラするようになったりしてて。
これじゃあ、本当にキツイかもしらんわーって思ってた。


でも、それじゃあ、アカンと思った。


もう10年近く、好きだと思っている、ケンさんの更新されたコラムを読んだ。
そして、携帯にメモしてある、彼のコラムの好きな回を読み返した。
去ったサージのコラムコメントも読みかえしたりした。
FIBのリレーコラムも読み返して、相変わらずに笑った。


そして、河原で、作業着を着た2人の男の姿を思い出した。
「想像力だ」と言った、あいつの不敵な瞳を思い出した。それは演技であっても私の心に残った。(映画だからね、演技なんだよ、演技)
人の想像力は、人の心も強くするし、弱くもすると、改めて思い出した。また忘れてたんだと、自分で自分に呆れた。
でも、思い出して良かったと思った。


私は、もうすぐ終わる今年の手帳に、「想像力」のことを、少し書いた。






今日の朝、起きたときは、まだ薄暗く、とても寒かった。
用意して、家を出て、信号を待つ時、東からは、朝日の光が輝く。今の季節はいつもそう。
ギターのボリュームは、マックスだ。
ほんの短い時間だけ、目を閉じて、ステージの上の赤いギターを思い出した。
なんだか、まだ私は大丈夫なんだと思った。
通勤電車の窓から差し込む光は、昨日とは、違うような気がした。きっと、同じはずなのに。
会社までの道のりの風は冷たくて、気持ちが良い。
会社に足を踏み入れる前、この日の朝日を覚えておこうと、写真を撮った。



今日の気持ちは、軽かった。


人は、自分の気持ち一つで、簡単に動ける。
まだ頑張らなくちゃいけない。