昨日のらっしゅで帰りの渋滞もあってか、今日の午前中に眠さハンパなかった。
瞼が鉛なみの重たさだった。


そんな昨日。
FBYは、パラパラを躍りに来たデンワズの人が面白かった。とりあえず、気持ち悪いくらい細かった。もっと太りなさいと、笑いながらも思ってしまった。あと、タイチくんとチャベさんが可愛い件。


やっぱり、自分の青春を彩った人っていうのは、どうしても気になるので、独りで前へえっちらえっちら歩いて行って、見たのはAA=。
タケシさんって、え?歳とか、取ってないよね???ってくらい、相も変わらず格好よくてもう。音もビシバシに重たいサウンドに、豪華絢爛なメンバー、もうドキドキです。そんな踊り狂うってこともなかったですが、食入るように見ました。むちゃくちゃカッコよかった。
黒で固めた白川さん、緑のマイクが素敵です、声も変わらず渋いです!!好きです!
白シャツ&ネクタイのタケシさんと児島さんは真っ黒アイメイクがまたたまらんっていうか、アクトが全部きまりすぎてる。タケシさんの眼差しに何度射抜かれたことかっ・・・!!
ドラムはご存知、金子くん。彼のプレイも好きだし、この人もええ目をしてるので、やられた。
全体的に色っぽいバンドやったな・・・と終わってからぼんやり思った。(音ありきでの色っぽさだよねぇ)


そして、これがまた、青春をくれた人、難波さんを見に。
最初は後ろで見てたんやけど、いや、あかんな前で見ないとあかんって気になって、前に行ってすぐSTAY GOLD。
どこからか人が雪崩れのように押し寄せて、モッシュ&サーフの嵐嵐。私は、横っちょに居たので、全然巻き込まれるとかはないけど、サーフ後のみんなの笑顔が煌きすぎて眩しかった。この曲が終わって人は減ったかもしれないが、それがなんだっての。その曲、1曲にきっと意味があるとして彼はこの曲を中盤に持ってきたんだろうと思う。
私は難波さんのソロ音源っていうのは、全く知らないけど、ステージでベースを弾いて歌ってるっていう、その姿が良いって思った。
みんなそう思ったんだろうね。アンコールの声に押されて、難波さんはもう1度出てきた。そして、ギターを肩からさげた。
まさか?って思ったら、そのまさかでBrand New Sunsetを歌った。弾き語りで、ハイスタとは全然違う曲みたいになってたけど、聞いてた人は、そんなことどうだって良かったはず。
終わってから、ほわほわしながら戻ってたら、みんな口々に嬉しい気持ちを話し合ってた。なんかみんなと一緒になれた気がして、独りでニヤニヤしちゃった。
嬉しかったよね、楽しかったよね。すっごい良い曲だったよね。



ブンブンはいつみても間違いない迫力とかっこよさ。
照明もめっちゃよくて、躍ったなー。
サカナは、売れっ子だから、スモークもばんばんたかれるし、レーザーびゅんびゅんだった。ナイトフィッシングだけしかしらなくて、あまりに勿体無いから、めっちゃノリノリで最後を終えたった(笑)
最後らしい、良いライブバンドだなって思った。私好みの重低音サウンドではないけど、むっちゃ魅せるバンドだよね、うん、だって楽しかった。



ここから以下は、ちょっと青春の人を見すぎて、なんだか少しセンチメンタル。
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とりあえず、ケイタイにメモしたのを、そのままに掲載。

ぶぶぶ・・・ぶらんにゅーさんせっと・・・・!!!やばまじ泣きそうに嬉しい。終わった後、みんな幸せを口にしてたよ!!!!みんな同じ気持ちで今からの夕日を見て苦しくなって、明日からの夕日を満たされた気持ちで眺めるはずだよ!!
(17:27)

綺麗な夕日が毎年見れる。一昨年は、ケニーさんの時だった。今年は難波さんの後だよ。時間は二度と戻らなくて、あの3人も戻らないけど、それでこそ今が美しいんだと思えた。
(18:45)

色んな考えに惑わされて、苛立って、新しい繋がりができて、それから歳を取るんだ。毎日をしっかりと踏みしめて歩けばどんな形に変わろうとも魅力が果てることは無いんだと思った。彼は、彼等は、思い切りの良い笑顔で笑った。笑ってみせてくれた。
(18:49)

いつの日からか、彼等は、バンドの曲を歌うようになった。
ギタリストのケニーさんが歌うその曲と、ベーシストの難波さんが歌うその曲は、まるで違って聴こえた。
確かに、今、彼らが経つステージが違うんだと、そう思った。
バンドが止まって、それぞれの音が出た。
ケニーさんは、そのままに私は「横山健」として受け入れて、聴いて、見てきた。
しかし、難波さんは、なかなかハイスタの難波さんっていうのが抜けなかった。彼の音楽が一変したからだと思う。
それが悪いことだと思ったこともないし、どうしたんだと疑うことも全くなく、いつかまた会う時には、彼の音楽に自然に出会うときがくるってそれを思っていた。
昨日、ソロ名義でステージに経つ難波さんを見て、彼の曲を聴いて、ああ、難波さんなんだなって、やっと思った気がする。だから、ケニーさんが歌ったときよりも、STAY GOLDは嬉しかった。なんだか感動した。
リアルタイムでバンドを追いかけてきたドンピシャの世代は、「違う」って思うのかもしれない。それはそれで大事な感覚だと思う。上記にも書いたけど、あの3人は戻らない、あの時の空気を知る人は、もう2度とあの空気を吸うことはできないから。
だけど、私は和歌山の片田舎で、先輩の持ってた擦り切れるほど何度も再生された彼らのライブビデオしか知らないんだ。だから、彼らが今も曲を大切にして、歌ってくれるってだけで嬉しかったんだと思う。
若さで走り抜けた彼等は、家族ができて(どっちも子供がめちゃくちゃソックリ!!w)環境も考え方も色んなことが変わって、今がある。
捻くれて、背中を向けてカッコつけたがってた私も、一応大人になって、それなりに考えて、今がある。
あの頃に聴いた曲は、曲はそのままに、響きは全く別のものになって、今も私の中で響きまくってる。それに間違いも嘘も、これっぽっちだって存在しない。誰にもそんなことは絶対言わせたくない。
色んな角度があって、面白い。だから人が人のために作るものは、人を感動させる力があるんだ。


変わっていくことが、カッコイイんだぞって、笑ってみせてくれた彼には、感謝する。
どんな人を見てもそう思う。私だって、カッコよく変わりたいんだって、いつも思わせてくれる。


そんなことを、くれてく夕日とギラギラ輝く照明を見つめ、芝生に座って独りで考えていた。

こんなことを考えてると、急に色んなものが愛しく思えるから不思議だと思う。