私事、私情です。




表現できない気持ちを抱えて、12日、会社へ出勤した。
関東地方のお客様へ向けて、今後の対応の電話をかけた。出勤者の中で、対応できる者が私一人だったので、すべてのお客様へ電話をかけた。
最中、涙が出てきそうなのを、ずっとこらえていた。お客様は、私のいる大阪よりも怖い思いをなさったにも関わらず、感謝の気持ちを伝えてくれた。人間って、優しいんだ、温かいんだ。
最後に連絡した方は、「そちらは大丈夫なの?」と尋ねてくださった。「ええ、大丈夫です」と答えたら「でも、長いこと揺れたでしょう・・・」と。ああ、やばい、泣きそうだと思いながら、「いえ、でも関東や東北の方々が・・・」と言葉をつづけたら、ついに涙がこぼれてしまった。
電話を切っても涙が止まらなくて、思わずトイレに逃げ込んだ。会社は変わらずに動いているのに、私は何してんだと、涙を拭いて事務所に戻った。
その時、私は、被災地に居る人へメールを送っていた。返事は来てなかった。声に出して「心配」というと、気持ちが一気に溢れてきてしまったのかもしれない。(その人は、今日の夕方、返事をくださりました。身体がご無事で本当に何より)




何もできないと悲観的にならない。
ミクシィや、はてな、T-POINT、簡単にできる募金もある。今できるものはした。T-POINTは、ぎりぎりまでためてから送ることにする。
何を買えばいいかなんてわからないから、募金が一番。ボランティアに行ける体はないから、せめても小さな会社でも日本経済の一部だと、仕事をする。
私は、明日からも会社へ行く。ごはんも食べる。あったかい布団もある。普通に生きる。そして、時おり、心から祈る。
それしかできないんじゃなくて、それができるんだと思って。
ツイッターでは、嵐のような公式RTが流れ続けている。正しい情報を選び、健康な自分を生かす方法を探さないとね。私は基本的に著名人やbotをフォローしているので、RTが凄い。
中には、普段のふざけたツイートをアレンジして、どうにかならないかとつぶやく人だっている。何で人が元気になるかなんてわからないんだから、そういうのって、大事なんだと思う。現地の人がそれを見て、少しでも笑えればいいけど。今はそんな状態じゃないかもしれないけど、一時でも早くそんな時間がくれば良いと祈るしかない。


被災された方々が一日も早く、安心できますよう、大切な人と会えますよう、心からお祈り申し上げます。



よく聴いています。

雨雲の上で光る星は 見えぬまま 
人知れず照らす日々がある
晴れてゆくまで 雲切れるまで
消えてゆくまで 続けこの声

Can you feel?Can you feel that hybrid rainbow.
ここは途中なんだって信じたい
明日を待ってる