先日、いつものごとくだらだらとした休日を過ごしながら、なんとなく昔書いたブログを読み返していました。
何年か前には、CDを聴いたら簡単でもレビュー・・・というと大げさですが、感想を書いたりしていたものです。そういうのとか、思ったこととか色々を綴っていました。
私は元々凄く理屈っぽいので(これが超絶可愛げない性格の一因だと思うけどもうやめられない)、考えることと、それを文字にすることをずっとやってきてたんだなって改めておもいました。
ツイッターやってからは、140文字にメモしたり、単純なことしか書いて無くて。それにちょっと時間の割き方を変えたので、小説を読む量が激減していて、ちょっと駄目だなって感じをうけました。
短くても良いので、ちゃんと言葉として残していくこと、また初めておこうと思います。読んだ本、見たもの聴いたもの。


と、いうことで。
音楽と私、6年経ってのお話です。
何年経っても書き散らかしてしまいました・・・文章能力は訓練で向上するとは思いますが、天が見えない話なのでげんなりしますなぁ。。。




基本的なスタンスとしては、音楽に対しては変わってないなっていう印象でした。
6年前の私は言ってます。

基本的に、私の中で、音楽も、映画も本も、写真も、全てのものは、自分のものであって、解釈もなにもかも、自分の中の世界であると思ってる。
だから、基本的に、インタビューっていうのは、読まない。だって、読んだって意味無いんだもん。
「こんなクソみたいな曲」って思って作ったとしても、それが私の中でキラキラ輝く曲になるかもしんないんだからさ。

これは今も全く変わりなく、ずっとそういう気持ちで聴いている。
今生きている人も、もう死んでしまった人も、全部私の中に残って私のものになっている。そう信じている。


だけど、大きく変わったことは、音楽へ対する私の気持ちの比重だと思う。
今も音楽は自分にとってとても大事だし、それに代わるものは無いとは思う。だけど、あの頃よりも軽くはなった。
無くても大丈夫。だけど、離れるのは寂しいし悲しいよ、ってそんな感じだと思う。
必死で縋りついていた私が欲していたギラギラ棘々した音楽は私の中で転がって真ん丸になっていった。
どん底だと思っていたあの曲は、一片の光になって落ちてきた。
私も年を取った。彼らも年を取った。そういうことかもしれない、漠然と。


私の聴く音楽は変わったと思う。
だからと言って聴いていたものが色あせてしまったわけではない。今でもキラキラに輝く。付随する思い出に目頭が熱くなることだってある。
だけど、私が今欲しているのは私を貫いて空っぽを閉じ込める轟音では無くなってしまったんだと、そう思った。
私はもう、ふんわかしていたいんだと思う。
空っぽを閉じ込めてくれるのは、もう、一つだけでいい。あの日の記憶と光り輝くステージ、熱狂のフロア、棒立ちの2人。そっと囁く声、鳴き止まぬギター。そしてはじけるビールの味。吹き荒ぶ冬の風に独り歩いた難波の道。


たくさんのものと、そして大切にしたい人と、一緒に年を取りたい。
そう思って今日も音楽を聴いたり、本を読んだり、笑って怒って泣いて寝て食べて、明日になってたら良いなってそういう事じゃないですかね。







いや、最近はアニメのことばっかりで、天使だ女神だ策略だ好きだ好きだ好きだばっかりだったと思って。
単純思考の中でも少しは考えてることもあったりなかったりだということです。
音楽も本も、映画もアニメも全部好きで、好きなものがあるって幸せだなぁって思えるということなのですよね。